05 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. // 07

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[edit]

tb: -- | cm: --

次の「アンクレ」までブレイク 

今日は「アントニーとクレオパトラ」休演日。9月27日の舞台稽古からずっと休みなしだったんですよね。
カンパニーの皆さんは、ゆっくりお休みできたのかな。明日からまた、エネルギッシュでハードな舞台が始まります。

これから遠征される方もいらっしゃると思いますので、現地情報を少し書いておきますね。
彩の国さいたま芸術劇場の最寄駅は、JR埼京線の与野本町。駅前にスーパーや飲食店などちょっとありますが、繁華街ではないので、周辺にお店は少ないです。
駅から劇場までは、徒歩15分みておけば安心。夜は上り電車の本数が少なくなります。
上演時間はカテコも含めて、3時間30分くらい。ミュージカルとは違って、カテコはあっさり終わります。初日も挨拶などはありませんでした。
休憩は1回、15分。トイレは混みます。
リニューアルした劇場はとても綺麗です。ビル内にレストランやカフェもありますが(2ヶ所くらい)、周辺に何もないので、公演の前後に食事するのは不便かもしれません。


嵐のように通り過ぎた初日、振り返る余裕がやっと出てきました。

私にはお席が良すぎました(笑)。前列サイドの通路側。前方の視界を遮るものはほとんどなし。
階段がすぐ目の前で、役者さんはそこで芝居したりします。光る汗や涙も見える。女王様が目の前まで迫ってきた時は、うおっ!と声を上げそうになりました(笑)。
役者さんは通路もよく通るし、走ります。アントニーやシーザーの長い衣が、私の肩を撫でていきました。
男性陣が舞台上を走り回ると、その振動が伝わってきます。凄い迫力!
暗転の舞台転換で、急いでいるスタッフさんが何か落としたり引っかけたりするのも見える(笑)。すべて人力なんですね。裏方さんも大変です。

長くなるのでたたみますね。ネタばれあり(追記へ続く) 
目の前の役者さんたちに圧倒されて、最初は物語の世界に浸る余裕がなかった。
舞台にあんまり近いと、役ではなくその人自身で見てしまうんです。

とうこさん、なんて美しいの~。細くて引き締まっててスタイルいいよなぁ。あの背中と脚の綺麗なこと。惚れ惚れしちゃう。豪華な衣装もよくお似合い。
でも両膝に大きな絆創膏?サポーター?。ケガ予防なのか、ケガしてるのか。大丈夫かなぁ。
ああ緊張してるな。なんか必死さが伝わってくる。マイクなしで、難しい台詞を2階席まで聞かせなくちゃならないものね。
やっぱり滑舌いいな。低い声も威厳があっていい。男役時代の経験が活きてる。
あ、少し息が上がってきた。これは歌うより大変かも。叫ぶと一本調子になりがちだよね。苦しいだろうな。頑張れぇ~。

池内さん、すんごいハンサム。見惚れちゃう。精悍な若獅子という感じ。私はシーザーのほうがいいな。アントニー様ごめんなさい(笑)。
いえいえ、鋼太郎アントニーも素敵よ。女王様にメロメロなところが可愛い。でもダメ男だよねぇ。部下だったらこんな上司呆れるよ。イノバーバスの気持ちがよくわかる。エーロスは何て健気なんだ。もう泣けてくる。
橋本じゅんさん、お顔も(笑)芝居も面白い。表情豊かだよなぁ。台詞に気持ちがこもってる。イノバーバス、期待どおり面白いわ。
 

そんな独り言を、頭の中で呟きながら観ていました(笑)。
前半はとうこさんと一緒に(?)緊張しましたが、後半は次第に舞台に引き込まれました。追い詰められていくアントニーが痛ましくて。
吉田鋼太郎さん、さすがです。緩急自在の台詞まわし。豪傑らしい威厳も備えながら、恋の情熱に身を滅ぼす初老の男の哀れさが滲み出て、人間味あふれるアントニー。情が深くて茶目っ気もある、器が大きい。
アントニーはみんなに愛されている。敵対するシーザーでさえ、屈折した愛情を見せます。

男女の愛もさることながら、男同士の友情や主従愛や姉弟愛も描かれています。
みんな誰かを一生懸命に愛している。もう暑苦しいくらい。肉食系の文化だな(笑)。
戯曲を読んだ時は大袈裟なメロドラマのように思えたけれど、目の前で役者さんに演じられると、登場人物が愛おしく見えてくるから不思議です。
それが演出の魔術であり、役者さんのナマの魅力なのかな、と思いました。

タイトルロールが非業の死を遂げるんですから、悲劇に違いないのでしょうが、コメディかと思うくらい可笑しい場面もたくさん。「悲喜劇」と言ったらいいのかな。
とにかくスピーディーでエネルギッシュで面白い。見どころはたくさんあります。


蜷川さんの演出は、観ていて分かり易い。シェイクスピアの洪水のような言葉をしっかり伝えながら、観て楽しむ部分も大切にされている。
観客は、耳が少々おろそかになっても、目で楽しめます。
役者さんたちの動きが大きく激しく、言葉だけでなくアクションで心情を伝えようとします。
男だけの宴会は歌って踊って大騒ぎ。豪快で楽しそう(笑)。

舞台美術や衣装が美しかった。白を基調にしたシンプルなセット。
ローマ人は白い衣装。たっぷりと襞がある優雅なスタイル。アントニーは金、シーザーは銀の布を掛けています。
エジプト人は黒い衣装。他に海賊なども登場しますが、全体的にモノトーン。
クレオパトラだけが、キラキラしています(笑)。

女王の衣装は6着だったかな。白地に金、深紅、海のような青、黒地に金、白いドレス。そして、金の甲冑。デザインはシンプルで、素材が豪華。ラストの白いドレスは、生地のビーズ刺繍がキラキラと輝いていました。
すべてのドレスに深いスリットが入り、とうこさんの美脚が惜しげもなく披露されます(笑)。
白い舞台にクレオパトラが現れると、空気がいっぺんに華やぎます。男性キャラが多い中、女王の存在はまばゆい宝石のよう。
ただ、その女王様、姿は美しいのですが、話すことやることといったら(笑)。凛々しくて我儘で、時に凶暴。でも、すごく可愛くてチャーミング(だからアントニーはメロメロ)。

場面は世界のあっちこっちに目まぐるしく変わりますが、大きな彫像がその国を象徴しています。
狼はローマ、スフィンクスはエジプト。彫像を見れば、どの場面なのかが分かるんです。

あんまり詳しく書くと、楽しみが減っちゃいますね。とにかく、見どころ満載です。
次の観劇は10月9日。とうこさんのバースデー♪ それまで、観るエネルギーを蓄えておこう。
 
関連記事
スポンサーサイト

カテゴリ: アントニーとクレオパトラ

テーマ: 演劇 - ジャンル: 学問・文化・芸術

タグ: 安蘭けい  蜷川幸雄  アントニーとクレオパトラ 

[edit]

« 「今日は私の誕生日」ね  |  祝!「アンクレ」初日 »

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://natsukusa109.blog87.fc2.com/tb.php/81-e8f50475
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

最新トラックバック

メールフォーム

カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。