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ロミオ&ジュリエット 

9月17日、赤坂ACTシアターでミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を観てきました。
とても面白かった。音楽がいい。歌い手がみんな素晴らしい♪

作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎  振付:TETSUHARU
出演:山崎育三郎 昆夏美 浦井健治 上原理生 石井一彰 石川禅 安崎求 大鳥れい 中山昇 未来優希 涼風真世 中島周ほか

2階最前列センターという席もよかったのかも。全体がよく見えたし、空間を活用した演出も堪能できました。
宝塚版は観ていません。ほとんど先入観なしに劇場に入りました。

ロミジュリの主題が好きで、バレエはよく観ていました。台詞のない表現のほうが、よりドラマティックで疾走感と高揚感がある気がします。
バレエ版には古典的なものから斬新な設定まで幅広くあって面白いんです。

主題がしっかりしていれば、あとはどう料理されていてもOK。今回の斬新なロミジュリも楽しめました。
まず音楽がよかった。それぞれのキャラが心情を吐露する魅力的なソロがたくさんある。その曲を歌い手が見事に歌い上げていた。
そしてダンスも面白かった。若者たちのエネルギッシュなダンスと、対照的な「死」のダンサーの妖気漂う静謐な踊り。見応えがありました。

衣装は趣味がいいとは思えなかったけれど(笑)、キャラの個性を表していますね。
ジュリエットの白いドレスには一途な純粋さが、キャピュレット夫人の赤いバラのドレスには燃え立つ情念が、モンタギュー夫人のグレーのドレスには控えめな落着きが感じられました。

以下、ネタばれありますので、たたみます。(追記へ続く)
 
パンフを読むと、小池さんはヴェローナの街を「再生途上」の架空の都市というイメージで作ったそうです。
過去と現代が交錯する街。歴史的建造物があり、仮面舞踏会が開かれる街では、奇抜なファッションの若者がストリートダンスを踊り、携帯電話やFacebookを使っている。
何ともごちゃまぜな印象の街に、「死」が舞い降りて人々を静かに見つめている。

死のダンサー、いつの間にか現れて、いつの間にか消えているんですね。次は登場するところを見よう!と思ってもなかなかわからなかった。見たい人があちこちにいるので、目が足りなかったなぁ(笑)。
「死」と言っても、人間を黄泉の国に引きずり込む不気味な存在には見えませんでした。ラストシーンは、あれ、君は天使だったの?と思ったくらい(笑)。
「死」が生贄としてロミオとジュリエットを選び、二人の「愛の為の死」によって街が再生する。そんなふうにも読める幕切れでした。


ロミオ、ジュリエット、ティボルト、マーキューシオ、死のダンサーはダブルキャストです。
全部で何通りの組合せがあるんでしょ?(笑)。

★山崎育三郎さんのロミオ:甘く優しく切なくて、イメージぴったり! 愛のデュエットもよかったけれど、怖れや葛藤や悲しみを表現するソロが切なくて、うるっときました。
★昆夏美さんのジュリエット:薄めのメイクで初々しくて可愛らしい。本人の一生懸命さが役柄と合ってる。綺麗な声で歌もしっかり歌えてました。

★浦井健治さんのベンヴォーリオ:素敵だった~。健ちゃんの姿を見るとホッとする(笑)。仲良しトリオの中ではお兄さん格でちょっと3枚目。彼がいることで舞台が面白くなる。ロミオにジュリエットの死を伝えるのは自分しかいないと苦悩する「どうやって伝えよう」には泣けた。
★上原理生さんのティボルト:怒れる獅子だった。「レ・ミゼラブル」のアンジョルラスを観て以来、気になっていた人。今回も情熱的な歌を聴かせてくれた。ますます楽しみ♪

★石川禅さんのキャピュレット卿:酷い父親なのだけど、「娘よ」を歌われては泣かずにいられない。もっと歌ってほしかったな。
★涼風真世さんのキャピュレット夫人:華やかで美しい~。第2のヒロイン? 夫への恨み、甥への執着、娘への嫉妬。女の情念メラメラ(笑)の歌と芝居に圧倒された。ラストシーンの母の涙には泣けました。
★未来優希さんの乳母:さすがに芸達者。サザエさんみたいな髪型に奇抜な衣装で笑いを誘う。でも身のこなしは元男役らしく力強い。「綺麗は汚い」の場面、若者に負けてなかった(笑)。ジュリエットを思いやる歌に泣けました。

★大鳥れいさんのモンタギュー夫人:カナメさんとは対照的な愛情あふれる母(ちょっと過保護?)。貴婦人同士のデュエットは目にも耳にも心地よかった。
★安崎求さんのロレンス神父:歌も芝居もさすがに上手い~。ちょっと3枚目で面白い神父様。大事な用件はメールで済ませてはいけませんね(笑)。
★中山昇さんのヴェローナ大公:フンボルトさん?かと思った(笑)。大公って恰幅のいいイメージだけれど、知的でスマートな中山大公は現代的。美声をしっかり聴かせてくれました。

★中島周さんの死のダンサー:ひと目見て、なぜか懐かしい感じがした。プロフィールを見ると、東京バレエ団でベジャールの作品を踊っていらしたとか!なるほど納得。ベジャールの愛と死の香りがほのかに漂っていたのかも。またバレエを観たくなりました。


全体的にとても満足できたのですが、生オケでなかったのは残念でした。ミュージカルなら、指揮者とオケとキャストが一体になった舞台がやっぱり好きなんです。
ソロは歌える人ばかりだったけれど、歌のアンサンブルはなし。ダンサーたちを前面に出すためでしょうか。オケと影コーラスは録音して使う、というやり方もやむを得なかったのかもしれません。
パンフにはコーラスのお名前もあり、ハマコさんや中山さんの他にも見覚えのある方々が。家塚敦子さん、池谷京子さん、笠嶋俊英さん。これは強力なコーラスですね。

来年は、本家フランス版ロミジュリの来日公演が予定されているとのこと。劇場で速報チラシをもらいました。
そちらもぜひ観てみたいと思います。
 
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カテゴリ: 演劇・ショー

テーマ: ミュージカル - ジャンル: 学問・文化・芸術

タグ: ミュージカル  ロミオとジュリエット 

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