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舞台版「キネマの天地」 

ブログを1週間以上更新してなかった。ツイッターでは毎日つぶやいているんだけど。
ツイッターは、ひとり言や気楽なお喋りという感じなのよね。ブログだと、きちんと書こうっていう意識があるのかな。
きちんとでなくても(笑)、今日は書きたいことがあります。

cinema

9月11日、紀伊國屋サザンシアターで、こまつ座の公演「キネマの天地」を観てきました。
とっても面白かった! 笑って笑って、えっ?と驚いて、ちょっと涙が出て、なるほどと唸った。
俳優さんって凄い、演劇って素晴らしい。そう感じさせてくれる舞台でした。

作:井上ひさし  演出:栗山民也
出演:麻実れい 三田和代 秋山菜津子 大和田美帆 浅野和之 木場勝己 古河耕史

出演者は7人だけ。場面は昭和の築地東京劇場の裸舞台。幕はなく、暗転も場面転換もなく、上演時間とほぼ同じ2時間半くらいの出来事が進行していきます。
6人の俳優さんは衣装替えがない。というか、舞台にほぼ出ずっぱり! 途中15分の休憩を除いては、その役のままずっと舞台に居続けるんです。凄い集中力だと思いました。

銀幕のスター女優を演じる、麻実さん、三田さん、秋山さん、大和田さんがとにかく面白くてチャーミング。
全くタイプの違うキャラが牽制し合って、ぶつかり合って、共感し合って。抱腹絶倒。最後にはじんわりとくる。皆さんの息がぴったりで絶妙でした。

錚々たる先輩方に混じって、大和田美帆ちゃんが頑張っていました。「ワンダフルタウン」のアイリーンのような可愛らしさ(と、したたかさ・笑)で。
下積み役者を演じた木場さん(この方だけ衣装替えあり・笑)、初めて拝見しましたが、面白かったぁ。まんまと騙されました(笑)。

ストーリーは緻密に練り上げられています。舞台の上に劇場の舞台を乗せ、俳優が俳優の役を演じる、という二重構造も面白かった。
宣伝チラシを見ると謎解きミステリーのように書かれていますが、一見そういう形をとって観客を引き込みながら、本題はもっと別のところにある。
(でも私は最後まで騙されたので、ミステリーとしても面白いかも?・笑)。

台詞のあちこちに、井上ひさしさんの俳優論・演劇論がちりばめられています。愛と尊敬とユーモアに満ちた言葉がたくさん。
言葉の持つ力、そして目の前で演じている俳優さんたちのエネルギーをがっしりと感じました。


私はどちらかというと芝居より歌のほうが好きで、ミュージカルはよく観ますが、ストレートプレイはあまり観て来ませんでした。
(若い頃に観た芝居が面白くなかったせいもあるかも・笑)
ミュージカルだと、音楽がよければあとは少々難ありでも許せちゃうところがあるんです。
芝居は脚本と演出と俳優がよくなければ、劇場まで来てよかったとなかなか思えないんだな。

井上ひさしさんは、観客にも俳優にも深い愛情を抱いていらっしゃる。何よりも演劇を愛して、その力を信じておられるのだと、舞台を観て感じました。
これから、井上さんの作品をもっと観よう。

きっかけを与えてくれたのは、意外にも(笑)井上芳雄くんなのです。
昨年、芳雄くんの10周年記念コンサートを聴きに行って、彼が井上ひさしさんを深く敬愛し、どれほど強い影響を受けていたのかを知りました。
その時、作品を観てみようと思ったんです。ターコ(麻実れい)さんや美帆ちゃんが出る「キネマの天地」が面白そうだなとチケットを買って、大正解でした。

もっと早く、井上さんがご存命中に気がつけばよかったのだけれど。
でも、作品はこれからも上演されていきますよね。遅まきながら、井上ワールドを少しずつ味わわせてもらおうと思います。
 
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カテゴリ: 演劇・ショー

テーマ: 演劇 - ジャンル: 学問・文化・芸術

タグ: 井上ひさし 

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