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とうこさん「パリ祭」で歌う 

7月3日夜、NHKホールで「パリ祭」を聴いてきました。毎年開かれているシャンソンの祭典、今年は49回目だそうです。ずいぶん歴史があるんですね。
今回はとうこさんがゲスト出演するということで、初めて観に行ったのです。楽しかった~♪

客席の年齢層は高めで、パリ祭の常連さんがいらっしゃるのか、ご贔屓(?)の歌手への声援が飛んだりして、独特の雰囲気がありました。
18時開演で、終わったのが21時20分。歌われた曲は36曲。想像以上に濃密なシャンソン体験でした。
歌というのは、どんなジャンルでも味わい深いですね。知らない曲でも全然退屈しなかった。

出演者の中にはご年配の方もいらっしゃいましたが、歌声は艶やか。ご自分の世界をしっかり確立されている感じがしました。
そんな中では、とうこさんはまだまだ若い(笑)。シャンソンの歌い手としては新人ながら、まばゆいほどのスターオーラを放っていました。それについては、後ほど。


プログラムは2部構成。
永六輔さんがトークのゲストで1部・2部とも出演され、昨年亡くなられた石井好子さんのエピソードなどを語っておられました。

第1部は「パリ祭の想い出」と題して、15曲。
これまでのパリ祭で歌われた曲のランキングを発表。1位は「愛の讃歌」、2位は「枯葉」。
ああ、ピアフの舞台を思い出す(笑)。ピアフの曲は他にもたくさん入っていました。愛されているんだなぁと、偉大さを改めて実感。
「愛の讃歌」は、山本リンダさんが歌われたんです。正直ビックリ! 「ウララ~ウララ~♪」のイメージが強かったので(笑)。でも、とても力強い歌声に感動。衣装も豪華でした。 

第2部は、没後10年のジルベール・ベコーを偲ぶコーナー、東日本大震災について、そしてゲストコーナー、フィナーレまで、もりだくさんの21曲。
とうこさんの登場は最後のほう、しかも加藤登紀子さん、クミコさんが歌われた後。うわ、それはかなりのプレッシャーではないかい?(と、心配性のファン・笑)。

お二人の歌が、特に素晴らしかったんですよ。
もちろん私も楽しみにしていました。登紀子さんとクミコさんが歌われるステージに、とうこさんも出るんだと思うとすごく嬉しかった。

加藤登紀子さんは、震災直後に作った歌「今どこにいますか」を。TVで聴いた時もジンときたけれど、ナマで聴くといっそう胸に響いて涙があふれました。
被災地に行って、この歌を歌っていらっしゃるんですよね。温かな慰めと励ましになる歌です。

3月11日に奇しくも石巻にいたというクミコさんは、「最後の恋~哀しみのソレアード」。台詞も入る、大人の恋の歌。生きる情熱がわき上がるような歌。
小柄なクミコさんのどこから、あんな力強い声が出るんだろう。たおやかで凛として、カッコいい。

被災地への支援の呼びかけがあり、1日も早い復興を願って全員で「見上げてごらん夜の星を」合唱。
舞台上スクリーンに歌詞が映し出され、観客も一緒に歌いました。私も大きな声で(笑)参加しましたよ。


ここで雰囲気が変わってよかった。いよいよゲストコーナー。
司会者に「元宝塚星組トップスター、今年1月の舞台でエディット・ピアフを熱演」と紹介されました。
ステージ奥の階段からとうこさんが現れると、ぱあっと光が射したよう(実際にライトが当たったわけだけど)。真白なドレス姿がとても綺麗で、思わず「おおお」と声が出そうになりました。

長いので、いったんここでたたみます。(追記へ続く) 
1曲目は「群衆」。ピアフの舞台の時よりもテンポは遅め。歌いながら階段を降りてきます。
他の皆さんはけっこう慎重に降りている感じでしたが、とうこさんはさすがに慣れたもの。流れるようになめらか。その時、シフォンプリーツのロングスカートがふわりと広がって、天女の羽衣のように見えました。
とうこさん、なんて美しいの~。スターオーラ全開。

ドラマティックに歌い上げて大きな拍手を浴びた後、MC。
とうこさんにありがちなグダグダトークにはならず(笑)、落ち着いていました。話すことをちゃんと整理してきたのね。練習したのかな。

今夜の音楽監督である岩間南平さん(ピアノ)、桑山哲也さん(アコーディオン)とは、舞台ピアフでご一緒して、そのご縁でゲストにお招きいただき、とても光栄。
シャンソンは宝塚でちょっと歌ったことはあるけれど、人生経験の浅い自分には敷居が高かった。
でも、3歳の頃に歌ったのは「ろくでなし」(笑)。

しっかり笑いも取り、”ちゃっかり(本人がそう言った)”次の舞台「アントニーとクレオパトラ」の宣伝もさせてもらい、余裕のトークでした。
歌っている時と話している時では、ぜんぜん表情が違うのよね(当り前か)。気さくで茶目っ気のある話しぶり。

最前列サイドブロックにいた私は、この時とばかり(笑)とうこさんをじっくり観察(めったにないチャンスですもん!)。
お顔はナチュラルメイク、口紅も淡い色、ライトを浴びて大きな瞳がキラキラ。
髪は高い位置で結ったポニーテール、大きくカールして華やかに。
ロングピアスとネックレスとブレスレットはお揃い、シルバー系でキラキラと透明な輝き。
体にフィットしたトップスは、布をねじって立体的に見せるデザインで、華奢な胸元を品よく豪華に演出。肩紐が背中でクロスしてお洒落。
細身の上半身がデコルテや背中の美しいラインを際立たせ、シフォンプリーツのロングスカートが歩くたびにふんわりと広がる。
色が白とシルバーだけなのですっきりとシンプル、でも存在感はまばゆいほどゴージャス。

痛いファンだと笑われてもいい!(笑)。惚れ惚れしながら見とれてしまいました。
とうこさんって、お顔が小さくて、肩幅も狭い、腕も細い。ウエストは50センチくらいしかないんじゃないかと思うほど。
あんなに細いのに、か弱そうには見えないんだな。腕も背中も鍛えられている感じ。引き締まって贅肉がないのね。
すらりとして姿勢がいいので、立ち姿も歩く姿も美しい。
女性としてはもう少しふっくらしてもいいのかもしれないけど(笑)。引き締まったスレンダー美人のとうこさんが、私は好きだな。

2曲目は、ピアフの歌の中では1番好きかもしれない、と「水に流して」。
歌い出すと、ピアフの表情になっていました。最後のほうはうっすらと涙を浮かべていたような。ピアフの舞台を思い出したのかも。

表情(気持ち)はピアフでも、歌い方は舞台の時とは違っていました。「群衆」もそう。
芝居歌というより、歌そのものを聴かせる、コンサートバージョンだなと感じました。
とうこさんは、ずっと遠くを見つめて歌ってましたよ。
銀河劇場とNHKホールでは、空間の大きさがまったく違います。広いホールの3階席まで届くように、遅めのテンポで声を響かせ、しっかりと歌い上げていました。
おそらくリハーサルの時、その空間に合ったテンポを決めたのではないかしら。
演奏がピアフメンバーの岩間さんと桑山さんだったのは、心丈夫だったでしょうね。息もぴったり合っていた。

とうこさんは歌でも存在感でも、NHKホールの空間を支配していました。
この広い空間を自分一人で埋めなきゃいけない!と思った瞬間、スターオーラがぱあっと発散されたんじゃないかな。それくらい、輝いていた。

パリ祭では「安蘭けい」という名前を初めて聞いたお客様がほとんどだろうと思います。
宝塚にこんな素敵な人がいたんだ、今は女優さんなのね、シャンソンも歌うのね、今度聴いてみようかしら。そんなふうに感じてもらえたら嬉しいですね。
きっと、お客様の記憶に刻まれたはず。あの大きな拍手がそれを物語っていますよね。

それにしても、とうこさんの歌うピアフはいいなぁ。ぜひ歌い続けてほしい。
「MITSUKO」では高音域もしっかり歌えていたけれど、とうこさんの声はやっぱり中音域が1番魅力的だと思う。
男役時代よりも力みがなくて伸びやかな歌声。胸にずしりと響いてくる歌詞。ますます磨きがかかってる。
とうこさんの姿に見惚れ、歌に聴き惚れたひととき。し・あ・わ・せ♪


フィナーレは全員で「パリ祭」を合唱。とうこさん、なかなか登場しないなと思っていたら、最後に「本日のゲスト」としてもう一度紹介されて、ほぼセンターの位置へ。
フィナーレの後、シャンソン協会会長の芦野宏さんに話しかけられ、加藤登紀子さんから握手を求められていました。
とうこさん、新しい世界がまた広がりましたね!
 
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カテゴリ: コンサート

テーマ: 音楽 - ジャンル: 学問・文化・芸術

タグ: 安蘭けい  シャンソン  パリ祭  エディット・ピアフ 

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